2011年12月26日月曜日

光に振り向いて

葉が落ちて
遮る物の無い初冬の窓辺は案外明るい。

自分の子供の頃も
サボテンは好きだった。

少年の心をなぜかくすぐる魅力に溢れている。
痛みを知らない年頃だから?

今、窓辺には子供が並べた小さなプランツが日光浴を勤しんでいる。
もちろん
子供の所有物。
やはり、少年にはサボテンは欠かせないのである。

赤い実をつけた何とかベリー・・・
名前を覚えそびれてしまった。

古いレンズを持ち出して
ちょっとシャッターの音を楽しんだ。

赤い果実に溢れる命を

この光に振り向いて

サボテンの花は不思議な感覚を呼び覚ます